初日 パリ
正午前の成田発から12時間、日本時間では就寝の頃、牧草の緑と菜の花畑の黄色が交互に広がる大地を眼下に夕方のシャルルドゴール空港に到着。
常々仲間から「雨男」と呼ばれているこの私・・・残念ながらパリも小雨で迎えられました。パリ中央セーヌ川北右岸のホテルにチェックイン、まだまだ明るい夕方6時過ぎ、歴史と迷路の街に出ました。ギャラリー・ラファイエットに近づくに連れ人通りも増え、煌びやかなオペラ・ガルニエを半周し、マドレーヌ広場へ。広場を囲むように日本でもおなじみ個性的なテントを張った高級食材の店が並びます。
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| FAUCHON(フォション) | HEDIARD(エディアール) | ||
復活祭後のウィンドウには卵をモチーフにしたディスプレイが多く見られました。各店のファサードは、背景であるグレーベージュの石の外壁とテントの色とが対比し、単純なロゴサインで十分なまとまりを見せています。また、3階以上に看板が殆ど無く・・・何より電柱・電線が無い為、当然視覚も広くなり・・・そのシンメトリーが見せる表情は、キャンバスを包む額の役割をしているかのようです。
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| MARIAGEFRERES (マリアージュフレール) |
La Madeleine (マドレーヌ教会) |
ロワイヤル通りを南へ、セーヌ川手前シャンデリゼ大通りと交わるコンコルド広場に到着。19時を過ぎてもまだ明るい空の下、エトワールの凱旋門とエッフェル塔が西に霞み、東にはルーブル美術館のシルエットが見えるまさに「パリ」を実感できる中心地がこの広場です。
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| コンコルド広場 | ジャンヌダルク像 | |
睡眠不足気味の中、ルーブル美術館を左手にヴァンドーム広場へ、パリを魅了した2時間の散策。さすがに喉の渇きと空腹感を感じます。

Café de la paix(カフェ・ド・ラ・ペ)
初日のディナーは、オペラ座近くの老舗Café de la paix(カフェ・ド・ラ・ペ)のドアを開けました。先ずはシャンパンを渇いた喉に流し込み、Menu(ムニュ<定食>)とワインをオーダー。旬の前菜はアスパラ料理~エスカルゴ~タラのポワレ~小羊のロースト~チーズ~デザート・・・。
フレスコ画や金箔の施された重厚な店で、フランス料理定番を食します。隣の席には、老夫婦、孫と母の5人グループ。孫はハンバーグを注文していました。やがてこの子たちが成長した時同じように家族でこの店のテーブルを囲むかと思うと、今見ているのは過去であり、未来でもある気がします。きっと老夫婦もかつては父母に連れられこの店に入ったのでしょう。
2日目 パリ
道路清掃ポンプ車が活動中の早朝、ホテルに近いメトロCadet(カデ)駅から東のBastille(パスティーユ)へ、駅から歩く事30分、marche Beauvau St-Antoine(ボーヴォ・サンタントワーヌ)市場を発見。開店直前のテント列に侵入。色とりどりの花、野菜、フルーツが私たちを迎えてくれます。
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| marche Beauvau St-Antoineボーヴォ・サンタントワーヌ市場 | ||
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| 場内は肉・海鮮・チーズ・シャリキュトリーなどの宝庫 | |||
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市場の惣菜屋で買った焼鳥風串刺しと街のパン屋のピザを頬張りながら、開店前の静かな高架下のアトリエ街Viaduc des Arts(ヴィアデュック・デザール)の通りを散策。ここは国鉄近郊線(リヨン~バスティーユ)の高架橋跡で今は生地専門店、家具アクセサリーのアトリエが並ぶブティック街へと生まれ変わりました。パリ市内とは異なった雰囲気の店舗が並び、かつて線路があった橋の上は遊歩道になっています。
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| Viaduc des Arts(ヴィアデュック・デザール) | Av.Daumesnel(ドーメニル大通り) 向いのカフェもポップな感じ |
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メトロBastille(パスティーユ)駅に戻り、混み合う前のルーブル美術館に向かいます。メトロPaLais Royal Musee du Louvre(パレロワイヤルミュゼデュルーブル)駅から地下道を通り地下街一角の煙草屋でチケットと水を購入(ナポレオンホールでのチケット購入は混み合うため)。ナポレオンホール中央の各国語用の館内パンフレットから日本語版を手に取りSully(シュリー)翼へ。
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| Musee du Louvre(ルーブル美術館)ピラミッド入口前(前日撮影) | ||

サモトラケのニケ
3時間の予定なので少し早足で館内のインテリア、名画、彫刻を鑑賞・・・非常に広く長い豊富な美術の空間は、パリ市民の美術文化も育てているのかも知れません。特にドゥノン翼は、フランス、イタリア、スペインの絵画が有り、その入口には船の船首に立っていた勝利の女神「サモトラケのニケ」像が羽を広げ、中へ進むとダヴィットの「ナポレオン1世の載冠式」、さらに奥には「モナ・リザ」「メデュース号の筏」など有名な作品が展示され、その魅力に暫し足を止め魅入ってしまいました。
3時間があっという間に経過し、再びナポレオンホールに出た時は万国の人人人・・・1階ピラミッド入口からの長蛇の行列に、ルーブルの世界的人気を感じました。
ランチは、明日のトゥール行きTGV(高速鉄道)チケット購入のためも有りMotparnasse(モンパルナス)へ、モンタルナス大通りの老舗La Coupole(ラ・クーポール・1927年創業)に入りました。テントの下の入口は狭いのですが、店内はアールデコ調の高い天井と広いフロア。
相方が注文したシークルートの皿がテーブルにドーン!隣の英人か米人の親子がその大きな目を更に開いて首を振っています。
シュークルートとは塩漬けキャベツの事で、英国ではザワークラウト。薄く刻んだキャベツをジュニエーブル(ねずの実)で香りづけした塩に漬け発酵させたもので、ハムやソーセージ塩漬け豚、燻製肉などと共に煮込んだ、ドイツに隣接するアルザス地方のドイツ料理とも言える料理です。
私はカレーを注文。何故フランスに来てカレーなのか・・・一つはしばらく米が食べられない事、そしてもう一つは、広い店内中央に立つインド人の存在です。彼はカレーのオーダーだけ即座に反応する・・・と大きなワゴンを押してやってきました。
ワゴンの大蓋を開けるとインディコ米の鍋、ルーの鍋、アチャール?の鍋から得意そうにカレーを盛り付けてくれました。
じっくり煮込んだ柔らかい子羊のルーは、米にほどよく絡み創業から守られてきた味です。
帰りにお礼の握手。軽い笑顔を見せるが即カレーオーダーのターゲットに視線を移してしまうインド人でした。遅めのランチでしたが、店内は土曜日のせいなのか終始賑わい、そして皆様お食事と会話にじっくり時間を費やしておりました。
再びメトロで、モンパルナスからST Germain des Pres(サンジェルマン・デ・プレ)へ、しつこく追いかけて来る雨の中近くのグルネル通りと共に靴、バッグ、雑貨、ファッションブランド店が並ぶ人気のRue St-Sulpice(サン・シュピス通り)へ。
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雨が染み込んだ上着、
さらに重い書物を加えてセーヌ川を渡る
アクセサリー「ナディヌ・ドゥレピーヌ」~小物雑貨「コントワール・ド・ファミーユ」~ロウソク専門店「シール」等々・・・。アートブックでおなじみのドイツのTASCHEN(タッシェン)を発見…インテリア関係の洋書の安さについつい3冊購入していしましました。





































